鳩小屋

落書き帳

🏥コロナ感染🏥

この度はコロナに感染いたしましたのでご報告いたします。

久しぶりに飲み会があり参加したのですが見事にクラスターに巻き込まれました。いやー油断しました。

楽しみにしていたFGOペーパームーンも寝たきりおじさん状態でプレイすることになりました。

症状はハッピーセットでいろいろ発症しました。比較的無事だったのは鼻ぐらいです。
倦怠感、発熱、頭痛、咳、喉の痛み、痰

前哨戦は倦怠感、発熱、頭痛から始まり、市販薬のロキソニンで様子見をしていたのですが、どうにも緩和しきらず検査を受けたところ抗原検査で陽性でした。
(ロキソニンは市販薬でも最強クラスの鎮痛解熱消炎剤ですのでこれで治らなければ、最低でもインフルクラスですね。)

特に咳、喉の痛み、痰の症状が厄介で活力をごっそり持っていかれました。
例えば、水を飲むだけでも喉に激痛が走り、追い打ちで頭痛が響き、痰を吐こうにも喉の痛みでうまくいかないなど、複合症状に苦しみました。

一度だけ就寝中に痰が詰まって酸欠状態になっていたようで、トイレに向かう途中で体の感覚がなくなって倒れることもありました。
荒い呼吸を続けて復活しましたが危うくパトラッシュ状態になりかけました。
やっぱりそこらへんの風邪とは一味違いますね。

薬については、いまだに特効薬もないようで風邪薬と同じ去痰剤、咳止め、鎮痛剤が処方されました。
インフルのような強力な処方箋も期待できないので、自己治癒力に頼るほかない感じです。

他に工夫したのは、加湿器を焚いて湿度を維持したこと、パルスオキシメータで酸素濃度確認、味覚嗅覚障害の対策に亜鉛錠剤服用ぐらいです。
亜鉛は科学的に実証され切っていないですが、味覚嗅覚障害の原因である仮説が挙げられていますので、服用していたところ後遺症はまったく起きませんでした。
なんとなくですが極度の炎症で普段から不足しやすい亜鉛が枯渇→亜鉛不足で発生する味蕾障害、脱毛などが起こるのではと考えています。
ほぼノーリスク(薬の飲み合わせで下痢になるぐらいはあるかもしれませんが)で実施できるので、まだ感染していない人は常備しておいてもよいかもしれません。
信じる者は救われるあーめん(プラシーボ効果)

パルスオキシメータは酸欠でパトラッシュがお迎えに来てから精神安定用に買いました。やはり就寝中が一番危ないようで起床直後に計測すると中等症レベルになっていることも確認できました。

最近、コロナ蔓延しているようなので皆さまもお気をつけください。

おわり。

樹海庭園開拓

祖父母が亡くなって数年間空き家のまま荒れ果てていた庭。
訳のわからない木やツタ植物が生い茂り制御不能となっていましたが、意を決してGWに開拓しました。

まずは衛星写真から。緑一色です。

今までは電動のこぎりでチマチマ木を切り倒していたのですが、御覧のとおり3年かけてもこの有様。

今年は右手にチェーンソー、背中にロングアックスを携えて突撃。

何度か倒木の下敷きになりかけ危うく私もヴァルハラ送りになりかけましたが、なんとかすべての木を駆除しました。

結果は、なんということでしょう。以下略。
TAKUMI/匠 - YouTube

課金武器を使っただけありだいぶ見通しがよくなりました。


写真では青いホースが張り巡らされていますが、実はどうせまた生えてくるなら食い物にしようという判断で開拓後に果樹の苗を植えました。
布陣は、毛虫とか青虫とかが付かず、ある程度ほったらかしでも育ちそうなもも、すもも、びわ+アスパラ、赤紫蘇としました。

ただ、水やりどうする問題が立ちはだかりました。
いくら放置プレイで育つと言っても日照りが続くとよろしくないので、DIYで工夫しました。

空き家なので人力の水やりは難易度が高く、追い打ちをかけるように床下で水道管が破裂して水が出ないという始末。
こんな状態で苗を植えるという凶行に、最初は家族からもかわいそうな人を見る眼差しを向けられましたが、下記のように解決しました。

まず、家の雨どいに貯水タンクをつないで、雨水が溜まるようにしました。
次に、貯水タンクからたこ足回線ならぬたこ足ホースで苗に給水ラインを引きました。
加えて、ホースの先はよくある家庭菜園用の給水ドリッパを取り付けて少しずつ水が供給されるようにしました。

ただ、これだけでは一日ですべての水が流れ出てしまうため、電池式の給水タイマを取り付け一日一時間だけ水が流れるようにしました。
これで雨が降れば五日間ほどは水が供給されます。見た目は💩ですが。

家族によると、種をまいたアスパラと赤紫蘇も無事生えてきたみたいです。


切り倒した枝木が転がっているのですがこちらは破砕機でウッドチップにしています。
保水性や長期的な肥料にもなるので忌まわしい枝木が有効活用できて満足です。

最後の悩みの種は切り株ですが、これは除草剤で枯らしながら気長に抜根していく予定です。
何はともあれ普段体を動かさないのでいい運動になりました。

また帰省したら開拓の続きをするかもしれません。

おわり。

シリコンバレーバンクショック


最近シリコンバレーバンク破綻騒動で市場が荒れていますね。
一言でいうと、シリコンバレーバンクという地方銀行がスピード破産して預金者の取り付け騒ぎが広がりかけたみたいです。
今回はFRBをはじめとした当局の対応も迅速に発表されたことでいったん落ち着きをみせています。

news.yahoo.co.jp
jp.reuters.com
times.abema.tv

来週の相場見通し(3/13~3/17)①|村松 一之(和キャピタル 運用本部部長)|note
来週の相場見通し(3/13~3/17)②|村松 一之(和キャピタル 運用本部部長)|note
来週の相場見通し(3/20~3/24)①|村松 一之(和キャピタル 運用本部部長)|note
来週の相場見通し(3/20~3/24)②|村松 一之(和キャピタル 運用本部部長)|note

あらまし

シリコンバレーバンクは、シリコンバレーのスタートアップ企業との結びつきが深く、ベンチャーブームの中で急成長してきた銀行とのことです。
一般的にスタートアップ企業は財務体質が貧弱であるため銀行から貸し渋りを受けることも多いのですが、この銀行はそういった企業に積極的な融資を行い、見返りとして企業の預金口座を開設してもらうことで(銀行が)運用できる資金を調達していました。

銀行は、お客さんからの預金に対して利子を付与する一方で、預金をより高金利な投資(企業融資や債券)に充てることで、利ザヤを稼いでいます。
例えば、私が利子1%の普通預金に100万円を預けると101万円になって返ってきます。その裏では、銀行が100万円を利子5%で企業に貸出すことで銀行は105万円を得ているようなイメージです。

コロナ関連の金融緩和(低金利量的緩和)が続いていたころはスタートアップ企業が元気な状態でした。
シリコンバレーバンクの預金はスタートアップ企業からのものが中心であり、スタートアップ企業が元気だったころは当然預入残高も多く好循環していたといえます。
ただ、最近の金融引締めによってスタートアップ企業が資金調達する際の金利が上昇し、業績が低迷し始めました。
これによって、スタートアップ企業の預金が引き出されることになりました。

このとき、シリコンバレーバンクにすぐに預金を引き出せるだけの「現金」があればよかったのですが、預金の多くは債券などの購入に充てられており手元には「現金」がありませんでした。そのため、シリコンバレーバンクは手持ちを債券を途中売却することになったようです。債券は満期保有すれば満額返済+利子の低リスク資産とされますが、途中売却する際はその限りではありません。債権の利子は日々上下するため、相対的に利子の高い時に買った債券は高く売れ、相対的に利子の低い時に買った債券は元本割れすることがあります。
とりわけ、シリコンバレーバンクは低金利のときに購入していた債券を保有していたため、金融引締め(新規債券金利の上昇)による元本割れのまま売却して資金調達することになりました。

要するに、現金を残さずに株式投資していた方がいきなり車購入で資金が必要になり、含み損の状態で株を売らざるを得なかったというイメージです。
普通の銀行はこのようなことが起きないように、一般市民の預金など様々な資金調達を組み合わせるようなのですが、シリコンバレーバンクはスタートアップ企業の預金に偏っていたため、スタートアップ企業の業績悪化→預金引き出し→含み損の債券を売却→預金引き出しで運用資金がさらに低下という悪循環に陥ってしまいました。

最後はSNSなども通じて経営悪化への懸念が預金者の間で急速に広がったと見られてます。これによって預金引出しが加速したことでスピード破綻してしまったのが顛末のようです。
特に、銀行が破綻すると一定額までしか保証されないため、個人預金よりも預金額の多い企業では懸念が迅速に広まったところもポイントです。

また、財務体制が脆弱なシグネチャーバンクでも連鎖倒産が発生し、ファーストリパブリック銀行も破綻が危ぶまれています。

今回のSVBの破綻は「特殊なビジネスモデルを原因とする個別行の資金繰りの問題であり、米国の金融システム全般を脅かすものではない。」との意見が優勢ですが、金利上昇による企業業績の悪化が続けば似たような事例が続く可能性もあります。当局が預金者の預金を全額保護することや銀行に資金を貸出す仕組みを提供したことで取付け騒ぎの連鎖はいったん食い止められた印象です。当局の対応内容もなかなか面白いですが、参考リンクで詳しく解説されているので割愛します。

ついでですが、クレディスイスも怪しいようです。ここは元から不祥事などが続く問題児銀行だったのですが、便乗して破綻懸念が浮上しています。国際金融市場に責任を負う存在であるため最終的には救済されると思いますが、措置が難航すればそれらが金融不安として株価下落の要因となりそうです。

資産運用方針

シリコンバレーバンクショック前は、FRBがインフレを抑制するために金利を上げるか打ち止めとするかが議論の対象となっていました。
具体的には、雇用統計や消費者物価指数が重要視されるため、インフレが思うように沈静化していない兆候が見られたことで、政策金利がまだ上がっていくのではないかという市場予測が優勢でした。

ただ、シリコンバレーバンクショック後は、金利上昇に起因する金融不安が拡大したことで、一転して政策金利の打止めもあるのではないかという状態になっています。

金利の市場予測(今年から利下げの予想)

もちろん、シリコンバレーバンクショックのようなケースを食い止められなければ金融危機が到来して株価は即暴落すると思いますが、そうならないシナリオもある程度予想しておく必要があります。

金利自体は、インフレがある程度沈静化している点や金利の引上げが企業業績を圧迫している点を考えれば、打止め自体は近いと思われます。ただ、金利を据え置きとするか利下げとするかはインフレ動向や今後のリスク事案に左右されるため、正直分かりません。ただ、利上げが打止めになる一点に限ればほぼ確実ですので、この期待で一時的に株価は上昇するかもしれません。ただ、高金利は企業業績を遅効性毒のように蝕むため市場予想を上回る速度でこれらが進めばこれを嫌気して株価が下落していくことも考えられます。特に約10年単位で起きている大暴落はまだ起きていないため、これに巻き込まれることだけは回避が必要です。
この大暴落が起きていない根拠としては、シグナルとなる失業率が上昇していない点や逆イールドが反転しきっていない点が挙げられます。

米国の失業率と株価の関係を徹底解剖~失業率に見る景気の行方 | F-Style Magazine

米国の実体経済がどのように着陸するかはFRBの手腕にかかっていますが、軟着陸となるか墜落となるかは当のFRBにすら見通せていません。
金融不安が再燃しないこと、インフレが再燃しないこと、新たなリスクが顕在化しないことなど、条件が揃えば上昇の余地はありますがこれに全ベットするのは非常にリスキーです。
ですので、リスク許容可能な範囲まで現金比率を高めておき、暴落時に投入できる資金は準備しておくのがベストかと思います。
直近では、FOMCがあるのでFRBがインフレを抑制する金融政策と金融不安に対処する政策についてどう説明するかがポイントになりそうです。あと、クレディスイス周りも解決していないので救済が難航すれば不安定な相場になりそうです。

ウクライナ戦況 202303

こちらはウクライナ側が発表しているロシア側の損害ですが、20年続いたアフガン戦争の人的損耗に一年で肩を並べることからとんでもない規模であることがわかります。

兵器類についても戦車数を単純比較すると陸上自衛隊が6,7回全滅しているような状態です。(もちろん質が違うので比較になりませんが)


防衛省・自衛隊|令和4年版防衛白書|資料7 戦車、主要火器などの保有数

個人的には金融経済への影響が小さくなり興味がだんだん失せてきたのですが(世界各地で起こっている紛争を気にしすぎてもキリがないですし)、依然として厄介な地政学リスクではあります。
ということで特徴的な箇所のみメモ。

Kupyansk~Kreminna(北東部)

KupyanskやKreminnaではロシア側が攻勢に出ています。
Kupyanskは南部にはオスキル川が流れているため、ここが占領されるとSvatove方面(オスキル川東側)のウクライナ部隊が退路を失う恐れがあります。(Kreminna方面にも退路はあります)
ウクライナ側としては重要な拠点ですが、現在のロシア側の攻勢は限定的で危機的な状況には至っていないようです。

Kreminnaも勢いはあるのですが、ウクライナ側は適度に後退しながらロシア側を出血させ、弱ったところで反撃に出るといった具合のようです。
一進一退ではあるものの、損耗率はロシア側が上回っています。


Bilohorivka

Bilohorivkaは一度はロシア側に占領され反転攻勢で取り返した、Kreminnaの南側に位置する地域ですが、長らく陣地を維持できているようです。
ウクライナ側は高所に陣取っているため、ロシア側の陸上戦力は丘を登っていく他なく、タワーディフェンスゲームのように迎撃されては歩兵が転げ落ちていく有様です。
陸上戦力で攻略が難しい地域は空軍や空挺部隊で攻める方がマシな気がしますが、そういった高度な作戦が行える部隊も残っていないのかもしれません。
最近は攻勢が弱っているので迂回して包囲する戦術に切り替えている可能性もあります。


Bakhmut(東部)

長らく激戦が続いているBakhmutですが、今年の大攻勢により包囲が進んでいます。
Wagnerグループがほとんど訓練されていない大量の新規兵を盾にしながら進軍する人海戦術は継続されていますが、町への正面突撃から北部南部郊外への攻撃に切り替えたことで、戦線が動いています。

特にWagnerの古参兵は、空挺部隊や特殊部隊出身の退役軍人で構成されているため、非常に厄介な存在のようです。
捨て駒戦術を基本とした主力の温存や、ウクライナの陣地に隠密夜間浸透して制圧するなど、ウクライナ側に大きな被害をもたらしています。

直近の状況として、西部には1,2本の補給線しか残っていないため、ここが断たれる前に撤退できなければ市街地の部隊は孤立することになります。
ただ、ウクライナ側としては直近の撤退は視野に入れていないようで、現場兵士から撤退を求める声なども挙がっていないため、上級将校から現場部隊まで状況や方針を十分に共有できている印象です。西側諸国の近代戦車が到着するまで、ロシア側の戦力をとどまらせて消耗させることが狙いかと思われます。

Bakhmut東部では流れる川を境界として防御線を敷いているようです。ただ、この川は小規模であるため、渡河の難度はそれほど高くなく、何度か西側への進軍も許しています。ただ、そのたびにウクライナ側が押し返しているため、実質的に川が前線となっています。
市街北部については金属加工工場付近で戦闘が起こっているようです。ここは地下鉱山があるなど立体的な地形となっているため、状況把握が難しい戦域です。
北西部は池があるため、圧力が多少緩和される状況となっています。

補給線が辛うじて機能している状況ですので、このままであれば厳しいですが、損耗の激しいロシア側の勢いも急激に弱まっているようで、米国や英国の機関からは弾薬や人員が尽きたのではと予測が出ています。ウクライナとロシアの人的損耗比は1対5と言われていますのでさすがに攻勢限界を迎えつつあるのかもしれません。

総じて、ウクライナ軍は抵抗を継続する方針のようですが反撃ができなければ撤退が視野に入る状況といえます。

Avdiivka(南東部)

Avdiivkaも長らく維持できている拠点の一つで、ドンバス戦争のころから要塞化された難攻不落の町です。
正面突撃をしては壊滅することを繰り返していましたが、やっと学習したのか最近は郊外から包囲する方針に切り替えたようです。
ウクライナ側もここからBakhmutに部隊を引き抜いたことで侵攻を許すことが起きています。
ロシア視点では、この地域に圧力をかけることでBakhmutへの増援を思いとどまらせることが狙いかもしれません。

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Vuhledar(南部)

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ここも地図上の戦線はほとんど動いていないのですが、無謀な攻勢で正規兵が壊滅し続けている地域になります。
特に悲惨な結末を迎えているのが第155独立親衛海軍歩兵旅団です。この部隊はロシア海軍太平洋艦隊傘下の歩兵部隊でいわゆる海兵隊にあたります。
ちなみに籍を置くウラジオストクは「東方を制圧せよ(直球)」という意味で、文字通り極東の部隊になります。
今回ははるばるシベリア鉄道ウクライナに赴いたようですが、開戦初期のKyivやMariupolの戦いでは50%の損耗となっています。
さらに、新兵を補充した状態でPavlivkaやVuhledarにも参加しましたが、結果は何の見せ場もなく壊滅でもはや精鋭部隊の面影は残っていません。
ロシアで象徴的な部隊に授与される親衛称号も得ていたことから精鋭部隊であったことに違いありませんが、扱いのひどさを見るに部隊運用の杜撰さは軍全体の問題のようです。

ロシア海軍の歩兵旅団は彼方此方からかき集められていますが、いずれの部隊も大きな損害を被っていて開戦当初の7割が戦闘不能になったと分析されています。
そのため、ロシア海軍の艦船は無傷であるものの、上陸部隊などの陸上部隊はすでに全滅状態のようです。

今後の見通し

双方の損耗を鑑みて今冬の停戦もあるのではと思っていましたが、まったくそのような雰囲気はなさそうです。
一応米国から「ドンバス地域などの一部占領地域を認めて他地域から撤退する」停戦案が提示されたようですが、ウクライナどころかロシア側も拒否したようですね。

戦争が終結するには下記いずれかしかありませんが、現状はどちらも難しいといえます。
・片方が相手を完全に屈服させる
・双方が妥協する

特に陸上戦の攻撃側は防御側の3倍の戦力が必要とされるため(防御側は砲撃を陣地でやり過ごせるものの攻撃は移動しながら火砲にさらされるため)、防御側が本腰を入れると戦線が硬直する傾向にあります。ウクライナ側もロシア側もそれなりの防御陣地を築いているため、双方が戦線を突破するには、極端な損耗または戦力増強が必要になります。

ウクライナ側への主力戦車供与も期待されていますが単体で戦況を変えるほどのものではないかもしれません。
特に近代の誘導兵器(誘導ミサイルや誘導砲弾)は精度が高く、狙われれば高確率で撃破されます。これはロシア側の損害を見ても想像に難くありません。

jbpress.ismedia.jp

ちなみに塹壕は、垂直に砲弾が入りこまない限り付近に砲弾が着弾しても人員が保護され(爆風は上方向180度に向くため)、地雷、有刺鉄線、迎撃用兵器によって、歩兵でも戦車でも攻略が難しい難攻不落の陣地とされています。この戦争をみていてもその特性自体に大きな変化はありません。ただ、ドローンによる爆弾の垂直投下や爆弾を搭載したラジコンによる自爆など、技術面で戦いが変化していることも伺えます。

やはり最後の決定打となるのは航空戦力かもしれません。
ロシア空軍は戦力を温存しているため、本腰を入れてくれば陸上戦力にとっては大きな悩みになりますし、少しづつ戦闘機供与の話も出ているようですので、本格化するまでは消耗戦が続くかもしれません。

ガス価格メモ

都市ガス代について少し調べてみたのでメモです。
正直、調べたものの複雑すぎてあんまり理解できませんでした。
やはり地球規模のあらゆる要因で価格が決まるので難しいですね。

ただ、何も知らずに価格高騰に苦しむよりは少しでも納得して過ごせた方が幸せなのでなんとなくでも理解できてよかったです。

天然ガス価格の推移

はじめに近年の 天然ガス価格推移です。



天然ガス(ヨーロッパ)価格の推移 - 世界経済のネタ帳

コロナ拡大時にはエネルギー需要が激減したことで大きな価格下落が起きていますが、ワクチン接種が一定程度進んだことで経済が急回復し、エネルギー需要が増大したことで価格上昇が起きてきた、というのが2020~2021年頃の流れのようです。経済活動の他にもLNG船がパナマ運河に押しかけたための大渋滞や関連設備での事故、ストライキなど、価格を押し上げる要因もあったようです。

また、欧州と日本の天然ガス価格を比較すると、平時(コロナ前)は日本の方が高いことが分かります。
これはパイプライン輸送と海上輸送(LNG)のコスト差が主な要因です。
日本は海上輸送がメインですので陸路調達の欧州と比較して元からエネルギー費が割高でした。

欧州ではウクライナ侵攻関連で陸路調達が崩壊したことで海路輸送へのシフトが起こり、2022年に爆発的な価格上昇が起こりました。
一時期は光熱費が家賃に匹敵するほどと言われていましたが、サプライチェーン再構築、暖冬、経済後退によって需給の問題が多少解決されてきています。

日本は、長期契約や元からの割高価格によって比較的なだらかな上昇となっています。
多方面のエネルギー調達戦略によってロシアに強く依存していなかったことも功を奏したようです。

都市ガス代の仕組み

都市ガス代は、ほぼ輸入に頼る石油やLNGの日本着価格や為替レートの変動をもとに3カ月間の平均価格を算定し、各社ごとの基準価格との変動額を3カ月後の料金に反映します。
そのため、同時期の天然ガス調達価格と家庭の都市ガス代反映には数か月の遅延が発生します。
つまり、12月の都市ガス代は同年夏頃~秋頃の天然ガス調達価格の影響を受けています。
とりわけ、この時期は天然ガス調達価格の高騰に加えて、円安も進んでいたため、最悪の状況だったと言えます。

原料費調整制度|東京ガス

これが天然ガス価格が急落しているにも関わらず今冬の都市ガス代が急騰しているカラクリです。(たぶん)

ちなみに、最近ガス代が高いにも関わらずガス会社が増益していると話がありますが、これは主に調達価格が下がっている状況下でピーク価格で供給をしているためです。
逆に、調達価格がピークしていた夏頃~秋頃にはガス会社は大きな打撃を受けていたはずです。

ですので、ガス会社に文句を言うのはお門違いのようです。

今後の見通し

今後の都市ガス代を予測する上で重要なのは前述のとおり日本着価格(ドル建て)や為替レートになります。
前者についてはすでにピークアウトしていることから今後の価格下落要因になりえます。さらに、為替レート(ドル円)についても150円から130円近辺まで落ち着いているため、一定の期待が持てます。

ただ、LNGの供給強化には液化プラントや輸送設備など、相応の投資が必要になります。
これらの整備・増強には数年かかるとみられ、LNG需要増加の根本原因となっているウクライナ侵攻が収まらない限り、1,2年前の水準までは戻らず高止まりが予想されます。
為替レートについても、米国の政策金利や日銀の政策変更によって乱高下が見込まれるため、こちらに期待するのはギャンブルに等しいでしょう。

一応、都市ガス代金は2月検針分から10月検針分まで政府の負担軽減策が適用されることが決まっていますので、少なくとも12月~1月よりはマシになりそうです。

久しぶりのFGO

一年休眠していたFGOですが2部7章が始まるということで年末に復帰しました。
愛用していた編成も何とか現役のようです。


6.5章、7章前章までやりましたがやっぱりメインストーリーは充実してますね。
ただ、何も考えずに読み進めていると「敵を倒したぞ楽しかったまる」でおわってしまうので最近は考察動画も拝見するようになりました。

どの動画も何十回シナリオを読み返さなければ導けない考察ですごいと思うのですが、その中でも説得力があり納得したものを紹介します。

あれカルデアスやったんか(゚Д゚)!?

カルデア世界も除去対象だった(゚Д゚)!?

2部は人類史のサブブランチをマスターブランチの立場から駆除する単調な話だと考えていましたが、自身こそが最も存在してはならない諸悪のサブブランチだったという衝撃のオチが予想されています。
私のミジンコレベルの理解力が恥ずかしくなる一方で、サービス開始初期からこれほどの伏線が張り巡らされたことへの畏怖の念も抱きました。TYPE-MOON作品に熱烈なファンがいるのも頷けます。
これは結末に期待できそうです。

さて、7章前半は比較的ライトな内容でしたがしれっと分岐ルートもあったようですね。
皆さんもいろいろ考えながらプレイしていたようです。

当の私は効率厨A狂化Bが発動して編成の選択肢にすら気付いていませんでした。。
特に、毎回編成が必要、固定編成でシステムが組めないといった煩わしさに加えて、すでに大きな犠牲?が出ていたこともあり「はー戦争ですわ」という意気込みで全力編成だったと思います。(そういうとこやぞ)
上記の考察も含めて思い返すとなんかプレイスタイルを見直さないといけない気持ちになりました。

絆10まで使い続けた陳宮砲も遊戯王みたいで大好きなのですが、「自身側を正義と決めつけて犠牲を伴いながら続けた旅は根本から間違っていた」となると最後の虚無感がすごそうです。
エンディング後はPVの見方も一味変わってくるかもしれませんね。(いつになるか分かりませんが)

一年ぶりで頭がぼけていますが溜まっている強化クエストでも消化しながら月末の7章後編を楽しみに待ちたいと思います。

呉旅行

年末は呉に行ってきて、佐世保、横須賀、舞鶴に続いて4大軍港制覇しました。

舞鶴

去年末の舞鶴は一日目大雨という最悪の天候で、海自の遊覧船ツアーは中止になりました。
辛うじて海自艦艇などを拝めましたが、雨に加えて近づけないため、しょっぱい写真しか取れませんでした。


海軍記念館とかもあったのですが東郷平八郎とか日露戦争とか少し古めの内容がメインでした。

二日目は雪景色を楽しむ余裕がないほどの豪雪で、行き路線の電車も止まり迂回路線で泣きべそかきながら帰りました。








大和ミュージアム

こちらは厚労省所管の歴史資料館です。
近代日本の工業発展を支えたという誇りから戦争の悲惨さまで、内容の濃い展示がされていました。











大型展示の気合の入りようも4大軍港でトップクラスでした。


特攻兵器の展示まであってビビりました。
原爆投下のような受動的な出来事もですが自国が能動的に行った出来事も正しく知ることが大事ですね。





大和の1/10スケール模型は25mぐらいの大きさでした。


閲覧注意ですが大和の最後はこんな感じだったみたいです。

そして戦後は民間の造船技術につながっていったという内容でした。


近くで大型タンカーが建造されていたのですが幅60m、全長400mという大きさでした。


海自遊覧船

現代艦はよくわからないので雰囲気理解ですが楽しめました。



たくさん潜水艦が停泊していました。
そうりゅう型?潜水艦が充電中で放水している様子もみれました。(潜航中は燃料動力ではなく蓄電池で稼働するため)



てつのくじら館

こちらは海上自衛隊呉史料館です。
無料で入館出来て暖かいので行くところがなくなったらおすすめです。

機雷掃海や潜水艦内設備の展示がありました。



海軍工廠

大和の建造ドック(現:ジャパンマリンユナイテッド)も見てきました。何かの船が建造中?改修中?でたまに溶接光が見えました。

隣で護衛艦かがの空母改修も行われていました。